-コラム 1月分-

第502話 2008/1/31

こんばんは

最近気がついたことを。
お付き合い初めの時に、なかなか会える日が重ならなかったり、電話が入れ違ったりと、「この人とはタイミングが合わないなぁ」と感じてしまった経験はどなたにもあると思います。
タイミングが合わないことが続くと、会いたいという気持ちの低下も伴ってご縁がないかもと思いがちですよね。
私も以前はそう思っていました。
ただ、ご成婚の会員さまを見てみると、出会ってからしばらくはお相手とタイミングがズレっぱなしだったという方がちらほらいらっしゃいます。
最初2、3か月ぐらいはタイミングが合わなくても、その内にタイミングが合うようになるケースもそんなに珍しいわけではないようです。
短気は損気というところでしょうか。

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第501話 2008/1/25

こんにちは

最近エリック・ゼルーム著『女になりたがる男たち』という本を読みました。
その中に離婚についてこんなことが書いてありました。

“ここ三十年来、個人主義が隆盛なため離婚が極端に増加したとよく言われるが、私にはそうは思えない。離婚経験者の大半はすぐにあたらしいパートナーと住みはじめるし、それができない者たちはあたらしいパートナーを見つけることで頭がいっぱいなのだから。つまり、世の中を支配しているこの時代の王は、個人ではなくカップルなのだ。女たちが離婚に走るのは、理想のカップル像と現実のカップルの間のあまりの格差に耐えられないからだ。”

人間は生来カップルで生きたいと思う動物なのか、カップルの方が生きやすい社会だからそう思うのかわかりませんが、確かに離婚後の男女は上記のようにあたらしいパートナーを探す人が大半ですね。
もちろん離婚後の男女だけではなく、そろそろ結婚をと周囲から言われる年齢になった男女の大半は結婚のパートナーを探しはじめます。
個人主義になったと言っても、人間の結婚願望は健在ですね。

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第500話 2008/1/21

こんばんは

映画ロッキーザファイナルより
「世界は全てが太陽や虹じゃない。人生はどれだけ強く打たれて、それでも前に進み続けるか、どれだけ我慢して、前に進み続けるか。これが勝利への道だ!」(ロッキー・バルボア)

寒い夜だからこそ、ロッキーの熱いメッセージを!
そう言えばロッキー好きの男性に悪い人はいないような気がするのは私だけでしょうか?

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第499話 2008/1/19

こんばんは

今日は結婚式が多かったようですね。
大安ですし、土曜日ですし。

今日結婚式を挙げられた新朗新婦の皆様がどうぞ幸せなご家庭を築かれますように!!

結婚式といえば、吉野弘さんの祝婚歌という詩を皆さまはご存じですか?

   「祝婚歌」
    二人が睦まじくいるためには
    愚かでいるほうがいい
    立派すぎないほうがいい
    立派すぎることは
    長持ちしないことだと気付いているほうがいい

    完璧をめざさないほうがいい
    完璧なんて不自然なことだと
    うそぶいているほうがいい

    二人のうちどちらかが
    ふざけているほうがいい
    ずっこけているほうがいい

    互いに非難することがあっても
    非難できる資格が自分にあったかどうか
    あとで疑わしくなるほうがいい

    正しいことを言うときは
    少しひかえめにするほうがいい
    正しいことを言うときは
    相手を傷つけやすいものだと
    気付いているほうがいい

    立派でありたいとか
    正しくありたいとかいう
    無理な緊張には
    色目を使わず
    ゆったり ゆたかに
    光を浴びているほうがいい

    健康で 風に吹かれながら
    生きていることのなつかしさに
    ふと 胸が熱くなる
    そんな日があってもいい

    そして
    なぜ胸が熱くなるのか
    黙っていても
    二人にはわかるのであってほしい

   吉野 弘著『贈る歌』より

「完璧なんてめざさないほうがいい 完璧なんて不自然なことだ」というフレーズが私は特に好きです。

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第498話 2008/1/18

こんばんは

昨日のニュースで知ったことですが、フランスは先進国の中で唯一出生率が増加している国なんだそうです。
驚いたことに、昨年生まれたフランスの赤ちゃんの50%以上が未婚の母による出産だそうです。
未婚の女性が安心して出産・子育てできるような扶養手当が整っていることがフランスの高い出生率につながっているそうです。

もし日本でもフランスと同じような保障制度が整ったとしても、未婚の母はそんなに増えるとは思えません。
フランス人と日本人の違いを感じたニュースでした。
それとも、今後日本でも未婚の母が普通になる時代がくるのでしょうか?

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第497話 2008/1/13

こんにちは

以前コラムで紹介しました岡田尊司著『社会脳』の中に、人は他者との交流をスムーズにするために、相手の表情を読み取りる能力が優れ、相手の気分に共鳴するような脳のしくみになっているというような事が書いてありました。
危険回避本能から、怒りの表情を前にすると危険信号が点滅して緊張が走り、逆に笑顔を見ると、安全な状況にあると脳が認識し、リラックスして楽しい気持ちになるそうです。

初対面の場では、相手を緊張させないよう余裕のあるほうが笑顔でいるのが優しさですね。
私もお見合い立会いの時は、なるべく笑顔でいようと思います。

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第496話 2008/1/12

こんばんは

当社ではご成婚された会員さまにアンケートをお願いしています。
アンケートの最後に“今後スウィートホームがよりよい結婚相談所になるためのアドバイスをお教ください。”という項目があります。
そこには当社へのアドバイスとともに、当社でのお見合い活動の感想なども書いて下さる方が多いのですが、当社の感想で一番多いのが『毎回お立会いをしてくれて良かった』というコメントです。
毎回お立会をさせて頂いて良かったです♪
お見合い立会いは、私も楽しいですし、会員の皆さまにも喜んで頂けていいことづくめですが、なんといってもご成婚退会される会員さまのお相手がどんな方か実際お会いして知っていたいというのが私にとってお立会いをする一番の理由です。

もしご結婚後、結婚記念日や何かふとしたきっかけでお二人が出会った時の話題になり、その思い出の中に私も座っているかもと空想すると、どうしても顔がほころびます。


当社のホームページを二日前に検索で見つけたという方が、本日ご来社されました。
なんと、私のコラムを全て読んで下さったそうです。
どうもありがとうございます。

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第495話 2008/1/7

こんばんは

“女に愛されていることが確かであると、男は彼女がほかの女より美しいか、美しくないかを検討する。女心がわからないと、顔のことなぞ考える暇はない”スタンダール「恋愛論」より

女・彼女の部分に「相手」を、男の部分に「人」を入れても全くその通りだと思います。
男女関係なく、相手に好かれている立場では、相手のことがクリアに見え、他者と比べる余裕がありますが、相手の心を知りたいと思っている立場のときは、相手の気持ちに気を取られて相手を吟味する余裕が無いものです。
ひとりよがりの片思いと失恋ばかりで生涯恋愛ベタだったスタンダールが書いた「恋愛論」、片思いの達人だからわかることが一杯書かれていそうです。今度読んでみることにします。

“男は、俗っぽい女が与え得るすべてのものを受け取るより、いつの日か愛する女の気に入られるという、きわめて当てにならない機会を夢見るほうを好む。”スタンダール「恋愛論」より

スタンダールが失恋ばかりで一生独身だった理由がわかるきがします。
『生きた、書いた、愛した』を墓碑に刻ませたスタンダールはきっと情熱的なロマンチストだったんでしょうね。

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第494話 2008/1/6

こんにちは

失恋の悲しみを『心が痛い』や『心が張り裂けそう』など体の痛みと同じように表現しますよね。
実は体の痛みも心の痛みも感じる(働く)脳の部所は一緒なんだそうです。
どちらも痛みが強くなるにつれ、脳の中の背側前部帯状回が活発に活動し痛みの情報処理を行っているそうです。
失恋の心の痛みでも、実際ナイフで刺された痛みと同様の反応が脳内で起こっているんだそうです。

今読んでいる岡田尊司著『社会脳』の中に書いてありました。
心も体も痛いものは痛い、痛みに違いは無いのですね。

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第493話 2008/1/4

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
今年一年、スウィートホームにたくさんのご縁が訪れますように!!

お正月に湯の山温泉に行きってきました。
宿泊先のすぐそばに、三岳寺というお寺があったのですが、なんと恋結びのお寺でした。
お寺に折鶴を奉納すると恋が成就するのだそうです。
近くに御在所ロープウェイやパラミタミュージアムという美術館もあり、自然も文化も日帰りで満喫できます。
春から秋にかけて、御在所ロープウェイ⇒パラミタミュージアム⇒三岳寺はお勧めのデートコースです。
もちろん三岳寺では二人一緒に折鶴奉納を♪

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